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2007/02/01(Thu)

華麗なる一族 山崎豊子

ドラマは見られないことが多いので小説で読んでみました。

白い巨塔の時も思ったけれど、登場人物が多いです。
おっさんばっかり。
そしてそれぞれがそれぞれの思惑を持ち、陰謀やら根回しやらのコワーイやりとり。頭がこんがらがってきます。
メインとなるのは、銀行の合併です。
銀行がくっつくのに、総理大臣から大蔵省から日銀から、さまざまな人物が保身や利益のために裏で手回ししまくるのです。
金融業界って未だにこんなに汚いのかなー?
一応金融の端くれにいた者として、ちょっと興味のある題材でした。

主人公万俵大介は相当なワルです。
白い巨塔の財前よりもはるかにワルだと思います。

うーん。内容漏らさずに感想書くのが難しい…!!

悪に対して善としての役割は、大介の息子の鉄平です。
この鉄平と大介との確執に絡んだコネとカネの世界が主軸で、読んでいてハラハラします。善と悪の戦い。

華麗なる一族の女性たちの不幸っぷりも凄かった。
愛人と同居する大介の妻とか、
結局何も得ることの出来なかった大介の愛人とか、
閨閥結婚の犠牲になった長女の一子、次男銀平の嫁の万樹子。
読んでいて暗くなるばかりです………。

ラストはとても意外だった。
正直、そういう終わり方は嫌だなぁという終わり方でした。

とにかく重たい小説だったのだけど、内容は面白いので一気読みでした!(上・中・下の3巻で読み応えばっちりですー)

華麗なる一族〈上〉 華麗なる一族〈上〉
山崎 豊子 (1970/05)
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コメント ▼


    
  • はじめまして

    「主人公万俵大介は相当なワルです。
    白い巨塔の財前よりもはるかにワルだと思います。 」

    同感です!

    山崎豊子さんは、こういうの得意としておられますね。恐るべし、です。

  • はじめまして!

    コメントありがとうございますー!!
    ドラマで見て読んだのですが、小説も面白かったですよね。
    小説の万俵大介のほうが、ドラマよりワルだったと思います。

    山崎さんの小説はのめりこませる何かがありますよね!

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